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執筆者の写真sogood

喜寿

敬老の日であるのと同時に母の誕生日でもある9月16日。


連休が続くとどうしても予定が押してしまい……休日出勤での一人作業。

『おかげさまで喜寿に突入しました』

と母からのLINEで今日が誕生日であり敬老の日であることも知った朝。


40を過ぎるとすっかり実家には寄り付かなくなり、気が付いたら77歳に。

「そうか32歳の時に俺を産んでくれたんだなぁ……」

なんて考えながらの削り作業。


僕が生きてきた45年。

両親にとってはどんな45年だったのかな。



高度経済成長期、そしてバブルの崩壊と激動の時代をサラリーマンとして生き抜いてきた世代の父。

子育てなんかはそっちのけで仕事仕事仕事だったような気がする笑。

今ならわかる。

きっと必死だったんだと思う。


4人兄弟を分け隔てなく育て上げた母。

働くことを諦めて専業主婦でいてくれたからこそ、辛い時も嬉しい時も傍にいてくれて、そしてそれに僕はかなり救われていたんだと思う。

狭い団地、少ないお菓子、そして少ない小遣い……と当時は他人を羨ましく思ってた時期もありましたが、今となっては兄弟も多く、賑やかで楽しい実家暮らしだった。

世帯収入が高いことだけが幸せかどうか、は……分からないものだよなと。


あと何年元気でいてくれるのかは分かりませんが……

そして

まだまだちゃんとした親孝行は出来る自信はまったくありませんが笑


せめて


きっと育てにくかったであろう僕が「自分を燃やし尽くして」一所懸命に人生を生きるているところを、少し離れた場所で見せ続けたいなと思っています。改めて。

(けっこう真面目にsoso diaryとかもとってるんでス)



作業しながらiPhoneから流れてきた「点描の唄」がまた良くてジーンとなる



貴方の夢で心安らぐ

目覚めたくないと僕は云う

想い出ばっか増えてゆく

明日も傍にいたい

どこまでも

どこまでも

鈍感な僕を叱って欲しい

当たり前が壊れることに

気が付けないくらいに子供だけど

ちゃんと僕は貴方を好いている


(恋愛ではないんすけど、なぜだか幼い頃を思い出す詩とメロディだなと)



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