補装具を再作製する現場でよく使われている言葉。
文字通り「足のサイズが大きくなって靴がきつくなった」という意味ですが、足のサイズ(靴のサイズ)だけを見て製作を始めるのは…論外ですよね。。。
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子供たち、とくに普段僕らが接する子供たちの身体の変化はとても繊細。
「身長が伸びる」ことでも、身体のどの部分が変化が大きいのか、「体重が増える」にしても、日常生活の活動量や栄養摂取量との兼ね合いはどうかな……とか、細かく再評価をする必要があります。
(それによって日常での四肢への負荷量や、今後の身体の使い方、装具の設計に影響しますもんね)
日々成長していく子供たちに関わる領域ならではの難しさがそこにはあるかと感じます。
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ここ1年でグッと身長の伸びた sogood lover の男の子。
再制作に伴い、丁寧に再評価を。
骨の成長と、筋の成長のバランスが若干ずれてきていて、関節の動きかたにも変化が出てきていました。(拮抗筋のバランスも多少ずれてきてるかな)
丁寧に設計したモデル、従来の仕様とは異なるインソールにトライアルシューズによる動作時フィッティング。
そして微妙な誤差を、最終的には松ちゃんに削りをやりなおしてもらったボトミング。(感謝)
さぁ出荷準備は完了。
本人、そしてご家族が喜んでくれたら嬉しいです☺
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