[sogood reach you]
遠方の子どもたちへ製品を作り届けるこのプロジェクト。
今回は6月に広島県の大学生に届けることに。
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初めて出会ったのは中学生。
ご家族と一緒に車椅子に乗ってわざわざ訪れてくれたのが5年前。
金属支柱の重い装具を使い、何度も破損しているのをご家族が見かねて連絡を頂いたことが少年との出会いのきっかけでした。
金属の固さに頼りきった身体の使い方から、出来る限りの『不安定さ』を探り設計したカーボンの製品。
5年経った足は確実に柔らかくなってきていて。
「軽量化」「筋活動の向上化」などを効果として見込んでいましたが
ひょっとして動的な作用による「ストレッチ効果」もあるのかな……と僕らとしても発見のある製品作りでした。
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中学生だった少年はこの春から大学生に。
彼に負けず僕らsogoodも成長できているのかな、なんて考えながら土曜日のlighthouseでの打ち合わせを終えて、駅まで見送り。
「これから金沢の方を回って帰ります」
今では一人で旅をするその背中はなんだか頼もしくも見えて。
僕自身もそうだったけれども
大人になって社会に出ると自分の可能性は無限ではないことにきっと気づかされる時がくる。
悔しい思いをすることもきっと沢山あると思う。
それでも
時代の風潮や既成概念に抗って
白地図を広げて明日を待つような、そんな日々を過ごしてくれると嬉しい☺
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